どうも、ぺたろうです。
ぺたろうは特別支援学校で教員として働いていた頃、絵本の読み聞かせをたくさんしていました。
おんなじ絵本を繰り返し読み聞かせることもあれば、朝の会で絵本の時間を設けて毎日違う絵本を読み聞かせていることもありました。
絵本の読み聞かせはいろいろな良い効果などがあると思います。
集中力が養われるし、言葉や字の学習にも繋がります。
そして、絵本を通して子どもたちとコミュニケーションがとれます。
それぞれの子どもがどんなことに興味を示すのかもわかります。
絵本によっては歌をモチーフにしている物なんかもあって、子どもと一緒に歌や振り付けを楽しみながら読めるものもあります。
絵本ってほんとうに素晴らしいですよね。
小さい頃に繰り返し読んだ絵本を今見ると、小さい頃の感覚が思い出されて、なんだか不思議な気持ちにさせられます。
今回は、たくさんの絵本に出会ってきたぺたろうが、特に心を動かされた、自分や大切な方へのクリスマスプレゼントにとってもおすすめの絵本の紹介をしたいと思います。
五味太郎さんの絵本『クリスマスにはおくりもの』
五味太郎さんの絵本ですので、ご存じの方もたくさんいらっしゃるかもしれませんね。
1980年発行の絵本なので、ぺたろうの生まれる前からあったようなのですが、子どものときには読んだことがなく、20歳を過ぎてから本屋でこの絵本に出会いました。本屋で立ち読みをして、とっても感動してしまい、そのまま買って帰った記憶があります。
子どもの時に読んでいたらどんな気持ちになったのかなあと少し気になります。
ストーリーの魅力
プレゼントをもらうのが当たり前になってしまったこのごろのクリスマスですが、この絵本が描いているのは「贈るたのしさ」です。
出版社(絵本館)の作品紹介文 EhonNaviより
この紹介文、本当はもう一行あるのですが、ぺたろう的に、「それってちょっとネタバレになってしまうのでは?」と思うので省略しました😅
まったく知らない状態で読んでいただきたいのです。特別何かすごいことが起こるわけではないほのぼのストーリーなのですが、ぺたろうはまったく予想していなかった展開に感動してしまいました。
本当に素晴らしいプレゼントって、もらった方も、あげた方もすごく幸せな気持ちになりますよね。
この絵本を読むと、大切な人に素敵なプレゼントをあげたくなるかもしれません。
ファンタジーと言うよりは現実的なストーリーなのに、どこかファンタジーっぽい雰囲気も感じられる五味太郎さんの絵本の不思議です。
ぺたろう的に、なんとなく、子どもよりも大人に読んでほしいなあと思う絵本です。
ほんとうになんとなくですが、五味太郎さんも、大人を意識したところもあったのでは…と感じるのですが、まったく見当はずれかもしれませんね(^_^;)
もちろん、子どもが読んでも分かりやすいし、とっても良い絵本だと思います。
表現の魅力
この絵本は、全体的に派手な色味が少なく、表紙もそんなに明るい感じではありません。
でも、いろいろな色が魅力的に使われていて引き込まれるのです。
特にストーリー後半に「青い靴下」が出てくるのですが、「青い靴下ってこんなにおしゃれだったの?!」と思うくらい素敵に見えてしまいます。
その前に出てくるボロの靴下との対比でよけいそう見えてしまうのもあるのかもしれませんし、ストーリーに引き込まれてその青い靴下がとても価値ある物に感じられるのもあるのかもしれません。
また、五味太郎さん特有の温かみがあってかわいいタッチの登場人物の表情にとても癒されます。
サンタさんがすごくかわいくて感情移入してしまいます。
言葉もとてもシンプルで少ないのが良いです。
シンプルだから心に沁みるのかもしれません。
おわりに
絵本にはいろいろな思い出があり、大好きな絵本が他にもたくさんあるので、そのうちまた絵本の紹介をさせていただくかもしれません。
いつか自分でも絵本を描いてみたいなあ~(´・ω・)
お読みいただきありがとうございました!
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