どうも、ぺたろうです。
以前の記事に書きましたが、写真素人のぺたろうが、今まで撮りためた写真を編集して、Amazon Kindle(アマゾンキンドル)で電子書籍の写真集を出版しました。
実は、この写真集、どうしても気になるところがあって、一度出版し直したんだよね
わざわざ出版し直すなんて、一体何がそんなに気になったんだ?
ぺたろうがどうしても気になったところは、写真集の画質でした。
kindleで出版すると、元のデータより画質が落ちるという情報は得ていたのですが、それにしても、全体的にぼやっとしてしまって、写真集としては致命的に感じていました。
偶然にも写真集の画質を綺麗にする方法を見つけたので、今回はその方法についてお伝えしていきます!
より良い画質でkindle写真集を出版する方法
まず初めにお伝えしますが、今回ぺたろうが実践した方法がすべての場合に有効かどうかはわかりません。写真集に使用する元の写真の画質や、写真集のページ数、データ量、写真集をアップロードする際に使用する機器の種類など、何かの条件が違うと当てはまらないこともあるかもしれません。
「有効かもしれない方法」として参考にしてください。
kindleで電子書籍の写真集を出版する場合には、「Kindle Comic Creator」という無料ソフトを利用します。
「Kindle Comic Creator」でサポートされているファイル形式は.pdf、.jpg/.jpeg、.tif/.tiff、.ppm、.pngです。
(Kindle Comic Creatorユーザーガイド参照)
結論から言うと、JPEG形式のデータを使用すると画質がきれいになりました。
ぺたろうは最初、基本的にPNG形式でデータを作成していたのですが、それだと1ページの容量が大きくなりすぎる画像があり、そのような画像の場合はPNG形式よりも容量が小さくなるJPEG形式でデータを保存していました。
そのため、一冊の写真集を作るのに、PNG形式データとJPEG形式データが混ざっていたのです。それが良くなかったのか、最初に出版した写真集は全体的に画質が粗い仕上がりになっていました。
その後、同じ写真集の英語バージョンの物を新たに出版する際に、すべてのデータをJPEG形式で統一して作成してみたところ、各段に画質が良くなりました。
それで思い切ってもともと出版していた日本語版の写真集も同じ方法で出版し直してみたというわけです。
画質はどれくらい変わったの?
実際に出版し直す前と後でどれくらい画質が変わったのか、実際の写真集の1ページを見比べられるよう、載せておきます。
出版し直す前↓
出版し直した後↓
分かりづらかったら、文字の部分を拡大して見てみてください。下の方がかなりクリアです。
データのファイル形式以外の条件は?
データのファイル形式を変更したら画質が良くなったという話なのですが、その他の条件も一応紹介しておきます。
画像編集に使用したアプリ・・・ibis Paint(アイビスペイント)
画像サイズ・・・幅2560px × 高さ1600px
解像度・・・72dpi
写真集のページ数・・・50(写真は基本的に1ページに1枚)
おわりに
今回は、使用するデータ形式を変更(統一)したら、自分で出版したkindle写真集の画質が良くなったというお話でした。同じようにkindleで写真集を出版する方の参考になれば幸いです。
実際に出版した写真集はこちら↓
Amami Islands: 奄美群島の風景 | P.E | 旅行ガイド・マップ | Kindleストア | Amazon