こんにちは、ぺたろうです。
ぺたろうは特別支援学校の教員として10年ほど働いていました。
教員になってからは毎日毎日が勉強の日々で、数えきれない失敗を繰り返しながら成長していったように思います。(まだまだ未熟者ですが)
今回は、新米教師だった頃の思い出について語りたいと思います。
ぺたろうは学生時代から「特別支援学校で働きたい!」という強い希望をもっていました。
大学時代、障害児について学んだり特別支援学校に実習に行ったりしてきたのですが、実際に働き始めてみると、全然わかっていないことがたくさんあるということを痛感しました。
失敗の連続で、児童たちやまわりの先生方にたくさん迷惑をかけたと思います。
今回は、そんな特別支援学校の教師として働き始めた1年目に一緒にクラスを受け持ったA先生との思い出について漫画にまとめました。
A先生から教わったことは星の数ほどあるのですが、特に印象的だったお話を一つ…。
この時のA先生の言葉はぺたろうの脳裏に深く刻まれ、それからは児童が学校にいる時間帯は、常により多くの児童が視界に入る立ち位置を探して行動するようになりました。
児童の指導中は、授業準備や連絡帳の記入、給食準備などいろいろな作業をしなければならないのですが、何をするときにも、目で、耳で、気配で、児童の様子を感じ取るよう努力をしました。
特別支援学校の児童は、体が不自由だったり、知的に遅れがあったりして、自分の身の安全確保ができないお子さんが多いです。
自傷行為や他害行為をする子もいるし、教室を飛び出して行方不明になってしまう子もいます。
「常に子どもたちを視界に入れて行動する」
これが特別支援学校の鉄則だったのです。
「子どもに背中を向けないで」
A先生はこのたった一言でその鉄則をぺたろうに教えてくれました。
教わって意識はしていましたが、児童が教室からいなくなったり(幸いすぐ見つかりましたが)児童が他の児童にけがをさせてしまったりなどの失敗も多々ありました。
かなりへこむんですよね…あーいう失敗は。
幸い10年間の間に、児童に大けがなどをさせてしまったことなどはなかったので本当に良かったです。
A先生からもらったもう一つの忘れられない言葉についての漫画です。↓↓
生きていると、何も悪いことが起きていなくても、不安を感じることってたくさんありますよね。
特に新しい場所に行くとき、新しいことを始めるときなどはみんな多かれ少なかれ期待だけでなく不安も感じるのではないでしょうか。
不安なときにはA先生からもらった言葉を思い出して、後悔しないように前に進んでいきたいと今、改めて思いました。
お読みくださり、ありがとうございました!