こんにちは、ぺたろうです。
今日は「凍傷」についてお話ししたいと思います。
「凍傷なんて雪山で遭難でもしない限り、めったになるもんじゃないでしょ」
と思われている方もいるかもしれません。
しかし、悪条件が重なると、遭難していなくても、ひどい凍傷になる可能性もあるのです。
今回は、実際に凍傷になって大変な思いをした、ぺたろうの夫、まめおさんの体験談を漫画にしてみました。
途中痛々しい表現も出てくるので苦手な方はご注意ください。
夫が凍傷になった話
真冬の北海道にどんな虫がいるんだよ!とつっこみたくなるほどの藪医者ですが・・・
優しいまめおさんは「休日の救急病院だから専門のお医者さんじゃなかったんだろ」と言っていました。
でも、ド素人でも凍傷を疑うと思うのですがね…。凍傷になった当日に適した処置をしてもらっていたら、あそこまで悪化しなかったかもしれません。
まめおさんの場合「動いて汗をかいたあとに体を冷やしてしまった」「風が強かった」「絆創膏を貼って指の血行が悪くなっていた」などの悪条件が重なって指の一部が凍傷になってしまったと思われます。
凍傷の予防や、凍傷になってしまった場合の処置などについてまとめてみました。
凍傷にならないようにするためには
冬になると、スキーやスノボを楽しむ方や、雪まつり(今年はコロナの影響で開催されないところも多いのかな?)のような屋外のイベントなどで長時間氷点下の中にいる方も多くなってくるのではないでしょうか。
夫のまめおさんの体験談を聞いて、凍傷というのは誰しも起こりうるもので、寒冷地ではしっかり対策しなければならないと感じました。
そもそも凍傷とは何か
凍傷(とうしょう)とは、低温が原因で生じる皮膚や皮膚組織の傷害である。極度の低温はもちろん、0℃を少々下回る程度の温度でも長時間さらされると生じ、痛みを伴う。
Wikipediaより引用
凍傷はひどくなるとその部分が壊死して、切断しなければならない場合もあるおそろしい傷害です。
しっかりと防寒する
凍傷にならないようにするためには、全身しっかりと防寒することが必要です。
氷点下の中に長時間いる場合はしっかり防寒しましょう。
外にいるときに何が起こるかわからないので(まめおさんのように車や家のカギを無くしてしまって、温かいところに移動できない!なんてことも起こるかもしれません)氷点下の中にいるのがそんなに長い時間の予定ではなかったとしても、防寒はしっかりしましょう!
手足の指先、耳などの末端は要注意です。
血行不良に要注意
血行不良になっている部分があると、そこに血液が行き渡りづらくなり、凍傷になる可能性が高くなります。まめおさんの場合、絆創膏をまいて血行が他よりも悪くなっていた指がやられてしまいました。
ほかにも、ブーツなどで足を締め付ける、指輪などの金属を装着するなどの行動は気をつけた方が良いです。
身体を濡らすことももちろん危険です。雪の中を歩いて靴の中が湿ってきている場合なども要注意ですね。
糖尿病などの持病で血行不良になりやすい方は特に注意が必要だそうです。
もし凍傷になってしまった場合には
凍傷の恐ろしいところは、凍傷になると最初はその部分の感覚がなくなって何も感じないので凍傷になっていることに気づきにくいということです。
すぐに痛みが生じればわかりやすいのですけれどね。
なので「感覚が鈍くなっている部分」があったらすぐ凍傷を疑うようにした方が良いと思います。
凍傷になってしまった場合は以下の行動をとってください。
①すぐに体と患部を温める
以前は患部は徐々に温めると良いとされていましたが最近は、40℃から42℃くらいのお湯で温めると良いとされているそうです。
温めて神経が解凍されてくると痛みなどが生じてくるそうです。
お湯がない場合は、温かい人の手などで患部を温めるのも良いですが、こする・たたく・振るなどの刺激は絶対に与えてはいけないそうです。
②行ける場合は早急に病院へ行く
病院では点滴や塗り薬などで処置してくれるそうです。しかし、とにかく患部を温めることが大事なので、なるべく温かくして病院へ向かってください。
※「凍傷にならないようにするためには」「もし凍傷になってしまった場合には」の内容はWikipediaの『凍傷』(最終更新2020年7月2日)の記事の内容を参考にしました。
おわりに
まめおさんの体験談を描いたり、凍傷について調べたりしているうちに、すっかり怖くなってきてしまいました。ぺたろうは、転勤族で、また北海道のような寒冷地で暮らす可能性もあるのでその時にはしっかり気をつけたいと思います。
寒冷地にお住まいの方、外で長時間活動する予定がなかったとしても、冬の長距離運転などの際には、万が一のトラブルを考えて、防寒着や手袋などは車に積んでおいたほうが良いかもしれませんね。
凍傷にまでならないにしても、冷えは血行不良を引き起こすのでいろいろな体調不良の原因になりますよね。
身体を温めて寒い冬を元気に乗り切りましょう!
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