こんにちは、ぺたろうです。
ここ最近「繊細さん」という言葉をSNSなどでよく目にするようになりました。
「繊細さん」とはHSP(Highly Sensitive Person)という、生まれつき非常に感受性が強く敏感な気質をもった人、のことを言うそうです。
このHSPの特徴を見てみると、夫のまめおさんにはほとんど当てはまりました。
この人、思った以上に繊細だったんだな、ということを改めて認識したぺたろうです。
今回は、HSPの特徴と夫のまめおさんの特徴を照らし合わせながら、HSPの方と接するとき、身近な人ができる配慮などはあるのか、ということについて考えてみました。
※この記事は2020/11/5に公開しましたが、2021/3/2に部分的に内容を修正しています。
HSPの特徴
深く情報を処理する
場の空気を読み取る能力に長けていて、空気を読んだ行動をとることができる。
しかし、それが疲れてしまう原因にもなる。
この特徴、まめおさんにすごく当てはまっています。↓
HSPと言っても、人それぞれなのでしょうが。うちのまめおさんは、こーいう空気の読み方をしてしまうようです。
でも、人前に出ることとか目立つことは嫌いなので疲れてしまうようです。
過剰な刺激を受けやすい
外部からの刺激に敏感である。(人混み、物音、光、食べ物の味やにおい、身に付けるもの、相手の感情など)
これもものすごく当てはまっています。↓
昼でも部屋を暗くして過ごしているので、明るいのが好きな方は一緒に過ごすの大変かもしれませんね。
でも、一緒に暮らしているとけっこう慣れますよ。
壁の薄いアパートなどだと隣家の物音が気になってすごいストレスのようです。
共感しやすい
まわりの人に自分を合わせる。ドラマや小説などに強く感情移入する。
そうなんです!映画などにも共感しすぎて、見られないジャンルがあるのです。↓
人によっては、ホラーなどがだめ、という場合もあるようですね。
まめおさんは感動系や、かわいいほのぼのしたキャラや動物がつらい目に合う、などのジャンルが共感しすぎてしまって苦手なようです。
心の境界線が薄い・もろい
人の気持ちを敏感に感じ取り、深く共感。過剰に同調したり相手の気分や考えに引きずられる。
誰に対しても、というわけではありませんが、自分の身近な人や好感をもっている人が辛そうにしていると、ものすごく共感してしまうようです。
そしてそのことが頭からなかなか離れないらしく、一日に何度もその話題を繰り返し話すことがあります。
疲れやすい
まめおさん、いつも疲れているな、とは思います。
自己否定が強い
これは、自己否定と関わるのかはわかりませんが、まめおさんは「写真やメールの履歴など、自分の記録が残ることをひどく嫌う」という特徴があります。
写真に写るのが大っ嫌いなので、ぺたろうとのツーショット写真もほとんどありません。メールやLINEのだれかとのやり取りの履歴も毎晩消すそうです。
なんとな~く自分の存在を客観的に見るのがすごく嫌なのかなあという印象です。
※これらのHSPの特徴は、マドレクリニックのHPを参考にさせていただきました。
ぺたろうの考えるHSPの特徴
HSPの方は、まわりの空気などを敏感に読み取って、周りの人に合わせたり、共感したりする気質をもつという特徴がある、ということがわかりました。
それゆえに、HSPの方々は、周りの人のことを優先に考えてしまい、自分が疲れてしまったり、刺激をつらいと感じていたりしても、それを正直に伝えたり、態度に出したりすることがなかなかできない場合が多いのではないでしょうか。
ぺたろうも、まめおさんと出会った当初は、まめおさんが繊細な人であるとは夢にも思っていませんでした。
社交的で、よく気がきいて、明るくて、感情的にならない人という印象をもっていたのです。
しかし、深く関わるうちに、「この人、こんなに刺激に弱いんだなあ」とか「外で気を使っているから家では疲れてるんだなあ」という繊細な部分が見られるようになってきました。
身近にいるHSPの方と関わり方
人との関わりや社会生活の中で生きづらさを感じていても、それをなかなか他人に表せないまめおさんのようなHSPの方も、家族や身近な人にはその特性をさらけだしてくれるかもしれません。
身近な人がHSPではないか?と思ったとき、どんな関わり方をすれば良いかな、と考えてみました。
HSPの方にとって刺激が少ないように配慮してあげる…?
ある程度の配慮は必要でしょうが、こちらが気を使いすぎると、敏感なHSPの方はそれを察して、さらに気を使ってしまうのではないかと考えます。
身近な存在である自分が、なるべく心穏やかに一緒に楽しく暮らせるようにする、というのが大切なのではないでしょうか。
必要に応じて、どうするのがお互いにとって一番良いのか、話し合うことも必要かもしれません。
たとえば、相手が音に過敏で人と一緒に寝られない、という場合。
夫婦であっても寝室を分け、でも時々一緒の部屋で寝る、など話合ってお互いに折り合いをつけながら生活していくしかないのかなあと思います。
一緒にいて健康を害するようになってしまうのは避けたいですからね。
(ちなみにぺたろうは幸いにも寝ているとき無音なようで、同室で寝てても大丈夫だそうです)
まめおさんを見てても思うのですが、HSPの方はいろいろな刺激に敏感で疲れてしまうようなので、一人で好きなように無刺激で過ごす時間を持てるようにしてあげるというのも大切かなあと思います。
一緒にいるときは自分も気を使いすぎずに楽しく過ごし、時々は放置してあげる、それが良いような気がします。
なので、ぺたろうは、仕事のシフトの休みを全部まめおさんの仕事が休みの日と合わせることはしていません。(一緒に出掛ける時などは別ですが。)
一人で家で好きなようにのんびりする時間もなるべく作ってあげたいなと思っています。
おわりに
人によって過敏になってしまう刺激や個性なども違うと思うので一概には言えませんが、HSPだと思われる夫と生活してみて自分なりの考察をまとめてみました。(素人の考えなので間違っている部分もあるかもしれませんが(-_-;))
まめおさんは繊細ですが、もちろんそれは短所というわけではなく、細かい気遣いができて、とてもやさしいまめおさんの長所に大きな影響を与えていると思います。
あなたの周りのHSPの方も、繊細ゆえに抱える困難と、すばらしい長所を合わせもっているかもしれませんね。
お読みいただきありがとうございます。